-
どんなきもち?
¥1,430
作: ミース・ファン・ハウト 訳: ほんま ちひろ いま、どんなきもち? 自分のきもちを言葉にするのって、けっこうむずかしい。 わくわく、もじもじ、むしゃくしゃ、どきん。 カラフルなおさかなたちが感情を言葉で表現するお手伝いをしてくれるよ。 子どもたちが、きもちを素直につたえるための“こころ絵本”第2弾!
-
鬱の本
¥1,980
本が読めないときに。 鬱のときに読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。 「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。84人の鬱の本のかたち。 (夏葉社さまの『冬の本』にインスパイアされてつくった作品です)。 この本は、「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちからつくりました。どこからめくってもよくて、一編が1000文字程度、さらにテーマが「鬱」ならば、読んでいる数分の間だけでも、ほんのちょっと心が落ち着く本になるのではいかと思いました。 病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など、様々な「鬱」のかたちを84名の方に取り上げてもらっています。 「鬱」と「本」をくっつけたのは、本の力を信じているからです。1冊の本として『鬱の本』を楽しんでいただくとともに、無数にある「鬱の本」を知るきっかけになれば、生きることが少し楽になるかもしれないという思いがあります。 この本が、あなたにとっての小さなお守りになれば、こんなにうれしいことはありません。あなたの生活がうまくいきますように。 ※本書は、うつや、うつのような症状の方のためのマニュアル本や啓発本ではありません。そのため、例えば「うつ病の具体的な治療方法」などは書かれておりません。ご了承ください。 目次 「鬱」ベースの社会に (青木真兵) 怪談という窓 (青木海青子) 犬に限らず (安達茉莉子) にぐるまひいて (荒木健太) 世界の色 (飯島誠) 形を持った灯りを撫でる (池田彩乃) 棚からぼたもち落ちてこい (石井あらた) ブランコ (市村柚芽) 憂鬱と幸福 (海猫沢めろん) 世界の最悪さを確認する喜び (大谷崇) 人と共感できず、なにしろもがいていた頃の話 (大塚久生) 椎名誠『僕は眠れない』 (大槻ケンヂ) 高校時代 (大橋裕之) ウツのときでも読める本 (大原扁理) 低迷期の友 (荻原魚雷) 多摩川で石を拾おうとした (落合加依子) ポジティブ。 (柿木将平) 布団からの便り (梶本時代) 『金髪の草原』の「記憶年表」 (頭木弘樹) やらない勇気 (勝山実) 天窓から光 (上篠翔) 生れてくるという鬱 (切通理作) 「できない」自分との付き合い方 (こだま) 深い深い水たまり (小見山転子) 我輩はゴムである (ゴム製のユウヤ) 鬱の本 (佐々木健太郎) 弱々しい朝 (笹田峻彰) 不良作家とAI (佐藤友哉) ある日、中途半端に終わる (左藤玲朗) 本は指差し確認 (篠田里香) ゆううつと私 (柴野琳々子) 中学生日記 (島田潤一郎) 俺は鬱病じゃない (下川リヲ) あの娘は雨女 (菅原海春) 旅 (杉作J太郎) 十九歳と四十七歳の地図 (鈴木太一) 悪意の手記を携えて (第二灯台守) 願い (髙橋麻也) 君も蝶 (髙橋涼馬) 静止した時間の中で (高村友也) Life Goes On (瀧波ユカリ) 鬱時の私の読書 (滝本竜彦) ちいさな救い (タダジュン) いのちの気配 (谷川俊太郎) 喘息と明るい窓 (丹治史彦) 毎日があるまでは (輝輔) とかげ (展翅零) 沈黙のオジオン (トナカイ) 大学をやめたい (鳥羽和久) 西村賢太という比類なき衝撃 (友川カズキ) 空の大きさと愛の切符 (友部正人) たたかれて たたかれて 鍛えられる本と人 (豊田道倫) 神経の尖った人の見る世界 (鳥さんの瞼) かけ算とわり算 (永井祐) 明日できることは明日やる (中山亜弓) 2023年4月 (七野ワビせん) 曖昧なものの博物館 (西崎憲) 戦友 (野口理恵) きこえる声で話してくれた (初谷むい) 言葉の声が案内してくれる (東直子) ゲーテをインストールする。 (Pippo) 脱法ドラッグ米粉 (姫乃たま) 何度もめくる、自分はここにいる (緋山重) 深夜のツタヤ (平野拓也) このバカ助が (pha) NHKにさよなら! (ふぉにまる) 鬱、憂鬱、10代、と言われ放出したレテパシー (古宮大志) 鬱は小説の始まり (増田みず子) ため息を深く深く深く深く……ついてそのまま永眠したい (枡野浩一) 人間の鬱 (町田康) 憂鬱な銀河 (マツ) それがかえって (松下育男) 夕に光 (miku maeda) あなたが起きるまで (みささぎ) ダメになって救われる――町田康のこと (水落利亜) うつのサーフィン (水野しず) 本が読めた日 (無) 蜘蛛と解放区 (森千咲) 俯きながら生きている (森野花菜) 喋らないヒロイン (山崎ナオコーラ) 悲観論者のライフハック (山﨑裕史) たぶん、不真面目なんだと思う (山下賢二) ぼくの精神薬 (屋良朝哉) なにかに抱かれて眠る日がある (湯島はじめ)
-
ゆめのとびらをひらくとき
¥1,650
カール・ニューソン 作 岡田千晶 絵 おかだこう 訳 ルナとママは「おやすみなさい」の前に、想像の翼を広げていろいろな場所へ出かけてゆきます。珠玉のベッドタイムストーリー。
-
からっぽのにくまん
¥1,320
著者名: まつながもえ 中身を詰め忘れられて、からっぽのままになってしまったにくまん。 中身を求めてピザ屋さん、和菓子屋さん、カレー屋さん…あちこちの店をめぐります。 おなかが減りすぎてしぼんでしまったにくまんが駆け込んだ先は…? 小さなにくまんの大きな冒険、第10回MOE創作絵本グランプリ受賞作。
-
うちのピーマン
¥1,650
川之上 英子・健/文 柴田ケイコ/絵 「もしかして、きります?」食べられたくないピーマンと、野菜炒めにピーマンを入れたいお母さんの戦いがはじまった!漫才したり、なぞかけしたり、スーパーマンの仲間と言い張ったり……。ピーマンの努力は実るのか!
-
なんていいひ
¥1,980
著/リチャード・ジャクソン 絵/スージー・リー 訳/東 直子 子どもの生命力あふれる「うつくしい一日」 雨が降る中、子どもたちは踊ったり歌を歌ったりと大はしゃぎ。傘を差しながら、外をたのしそうにお散歩します。すると、だんだん雨も止み、子どもたちのまわりがスージー・ブルーに包まれていきます。どんなときでも生命力があふれる、子どもたちの姿が気持ちいい1冊。 絵を手がけたのは、国際アンデルセン賞画家賞を受賞したスージー・リーです。
-
りんごりらっぱ
¥1,100
あべ けんじ 作 どんどん つながる しりとりあそび 「りんご」と「ごりら」で「りんごりら」。「らっぱ」も加えて「りんごりらっぱ」。さらに「ぱんだ」もやってきて、続けて読んだら「りんごりらっぱんだ」。そこに「だるま」が転がってきて……。言葉がどんどんつながって、まるで呪文のような愉しい響きが生まれてゆきます。美しく洗練された絵とともにお届けする、今までにないしりとり遊びの絵本です。読み終わったら、きっと自分でも「呪文」を作りたくなりますよ。
-
つめて つめて!
¥1,980
著:カトリーナ・チャーマン 絵:ギリェルメ・カルステン 訳:木坂 涼 おやすみの じかん どうぶつたちは みんなで ベッドに むかいます はしっこの にわとりが 「つめてー!」と いうと… ページのしかけが楽しい、おやすみ前のカウントダウン絵本です。
-
ほっきょくのいきもの
¥1,980
文 / オークリー・グラハム 絵 / ハンナ・ウッド 訳 / おおさく みちこ こおりのうみで、えものをさがしているのは なあに? きらきら光る箔押しをほどこしたボードブックで、北極の生き物たちを探してみましょう。各ページにスライド式の仕掛けがついていて、引き出すと質問の答えが見られるようになっています。スライド部分を引き出したままページをめくると、前ページの生き物が次ページの生き物を一緒に探してくれていますよ。スライド部分も絵柄がつながっているので、大きく広がる氷の世界を楽しむことができます。
-
うみのいきもの
¥1,980
原案・文 / ドロシア・ディプリスコ・ワン 絵 / ダニエル・J・マホニー 訳 / おおさく みちこ いわのかげに、かくれているのは なあに? きらきら光る箔押しをほどこしたボードブックで、海の生き物たちを探してみましょう。各ページにスライド式の仕掛けがついていて、引き出すと質問の答えが見られるようになっています。スライド部分を引き出したままページをめくると、前ページの生き物は、挨拶しながら去っていきます。スライド部分も絵柄がつながっているので、大きく広がる海の世界を楽しむことができます。
-
あおいよるのゆめ
¥1,980
SOLD OUT
作・絵/ガブリエーレ・クリーマ 訳/さとう ななこ ちいさなゆびで… スライド式の仕掛けを指で動かして遊ぶボードブック「ちいさな ゆびで」シリーズ。夜空に星を浮かべたり、チューリップの花を咲かせたり、空に虹を描いたり。やさしいことばと楽しいしかけ、はじめての絵本にもおすすめの一冊。
-
ようせいたちのもり
¥1,980
作・絵/ガブリエーレ・クリーマ 訳/さとう ななこ ちいさなゆびで… スライド式のしかけを指で動かして遊ぶボードブック「ちいさな ゆびで」シリーズ。森に隠れている誰かを見つけたり、りんごの木に赤いりんごをたくさん実らせたり、雪を降らせたり。やさしいことばと楽しいしかけ、はじめての絵本にもおすすめの一冊。
-
たのしい ゆうえんち
¥1,320
作/デルフィーヌ・シュドリュ 訳/いぶきけい ふれて、たどって、あそんでみよう 立体感のある ドット加工を施したカラフルな線を 指でたどりながら、遊園地を擬似体験! フランスの移動遊園地の雰囲気を 優しいイラストで体験できる素敵な楽しい絵本です。
-
いまきみがきみであることを
¥2,420
詩 白井明大 画 カシワイ 今一番伝えたいことを伝えるための長い手紙 白井明大とカシワイが初めて贈る、誰かにそっと贈りたい愛のメッセージが1冊に どこにいても 探してしまう 心に焼きついている姿を いつも いま そばで ここで 見ていたいと ほんの数日 会えない空白に 風かなにか吹きぬけるたびに
-
ねえねえ、きょうのおはなしは……
¥1,210
大塚 勇三 再話・訳 / PEIACO 画 小学生になっても「読み聞かせ」はうれしい! 字を読めるようになっても、「読み聞かせ」をしてもらうのはうれしいもの。たとえば、おやすみ前に5分、短いお話を子どもに読んでみませんか? 『スーホの白い馬』でおなじみの大塚勇三さんが紹介してきたたくさんの昔話から、20話を収録したお話集ができました。「赤ずきん」「小舟にのったロバ」など、どれも面白く読み聞かせにおすすめのラインナップ。各話の扉には昔話の世界への導入になるようなイラストを添えています。 読んであげるなら 3才から 自分で読むなら 小学低学年から
-
さてさて、きょうのおはなしは・・・・・・
¥1,210
瀬田 貞二 再話・訳 / 野見山 響子 画 瀬田貞二氏の再話や訳による昔話が、読んでも聞いても楽しいお話集になりました。月刊誌「母の友」(福音館)に掲載した昔話を中心に、28話を収録。「とりのみじいさん」など日本の昔話から、「おだんごぱん」など世界の昔話まで全28話。絵本でお馴染みのお話も、今回初めて収録されるお話も幅広く楽しめます。各話見出しに添えた、野見山響子氏の味わい深い版画も魅力。ハンディながらボリュームたっぷりの一冊です。 読んであげるなら 3才から 自分で読むなら 小学低学年から
-
絵本の記憶、子どもの気持ち
¥1,100
山口 雅子 著 「子ども時代の思い出の絵本についてレポートすること」。課題を告げられた学生たちは、「えーっ、絵本なんて覚えてない! 」と一斉に悲鳴を上げました。ところが――。〝その〟絵本にめぐりあったとたん、眠っていた記憶は泉のようにあふれ出したのです。母親の声やそのときの情景まで一緒に。大人はなかなか知ることのできない子どもの心の内を、甦った絵本の記憶からたどる貴重な記録。あなたにも、きっと、そんな絵本が。 読んであげるなら ― 自分で読むなら 子どもにかかわるすべての人に
-
作家と珈琲
¥2,090
食卓で、喫茶店で、旅先で……珈琲の香りただよう52編。昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録 毎日の食卓で、行きつけの喫茶店で、異国の地で味わう、一杯の珈琲。昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。珈琲の香りただよう52編。 【収録作品(掲載順)】 1 珈琲のある風景 茨木のり子 食卓に珈琲の匂い流れ 小沼丹 珈琲の木 獅子文六 『可否道』を終えて 寺田寅彦 コーヒー哲学序説 北原白秋 六月 有吉玉青 緑の珈琲 原田宗典 モーニングコーヒー余話 中村好文 カフェオレ ボウル 2 珈琲一杯の時間 串田孫一 山旅と珈琲 片岡義男 タヒチ・パペーテの、インスタント・コーヒー。 長田弘 コーヒー屋で馬に出会った朝の話 水木しげる ある一日 しりあがり寿 ジブン的コーヒー史三つの時代。 渡辺貞夫 開け放したドアから聞こえてくるジャズに憧れた。 吉井勇 珈琲の歌 永田耕衣 珈琲の句 3 喫茶店よ永遠に 植草甚一 喫茶店で本を読んでいるかい 赤川次郎 コーヒー色の回想。 沼田元氣 純喫茶愛50カ条 小田島雄志 喫茶店人生 曽我部恵一 「コーヒーと恋愛」 田河水泡 『のらくろ喫茶店』より 鷲田清一×木村衣有子 「平熱」としての京都の喫茶店 織田作之助 大阪の憂鬱 萩原朔太郎 喫茶店にて 今和次郎/吉田謙吉 銀座のカフェー女給さん服装 佐藤春夫 芝公園から銀座へ 古川緑波 甘話休題 広津和郎 正宗白鳥と珈琲 4 わたしの珈琲作法 安岡章太郎 〈コーヒー道〉のウラおもて 池波正太郎 下町の〔コーヒー〕 永井荷風 砂糖 花森安治 コーヒーのふしぎ 石井好子 どんぶりで飲む、キャフェ・オ・レ 別役実 コーヒー 珈琲 平岩弓枝 珈琲と私 多和田葉子 ゆずる物腰ものほしげ 村田沙耶香 タイムスリップコーヒー 吉田戦車 ああ、豆の持ちこみ 土屋賢二 コーヒーの魅力を捨ててきた。 十文字美信 珈琲 『現代礼儀作法図説』より 珈琲のすすめ方/珈琲の飲み方 5 珈琲見聞録 シーボルト(斎藤信訳)「小倉から下関への渡航と下関滞在」より 夏目漱石 珈琲店、酒肆及び倶楽部 人見一太郎 巴里の珈琲店 勝本清一郎 カフェー 斎藤茂吉 カフエ・ミネルワ 林芙美子 「巴里日記」より 片山廣子 コーヒー五千円 日高敏隆 フランス家族の中の九カ月 高山なおみ ネスカフェ 石川直樹 エチオピアのワイルドコーヒー
-
猫と偶然
¥1,980
春日武彦 著 【内容】 「春日武彦」の姿を借りて猫が書いたとしか思えません。――平松洋子 「いささか大げさに述べるなら、猫にはどこかしら永遠性みたいな雰囲気がまとわりついている。猫の尊大さも気まぐれさも、永遠性とペアになっているからこそわたしたちはそれを魅力と感じているのではないだろうか」(本文より)。 愛猫との心安らぐ日々、猫が現れる文芸作品、そして紡がれる詩的連想……。〈猫〉はさまざまに姿を変えて、わたしたちの日常や心の世界を自由自在に駆け巡り、ときには現実離れした感覚までをも与えてくれる。 精神病理の解説から、含蓄ある評論、小説の執筆まで、人間心理の深奥に迫る表現を続けてきた著者だからこそ描ける、猫と人間の美しくも、ちょっと不思議な断章集。 【内容目次】 猫と電送機 百科事典 四コマ漫画/透明猫 なにもしない 猫の命日 帽子 四コマ漫画/象(エレファント) 電気 H・P・ラヴクラフト小伝 猫の名前、猫の永遠 エレジー elegy 深大寺 足の甲 迂遠な話 heaven 四コマ漫画/宇宙人来襲 日記 猫、写真史、腹話術人形 世界の肌触り 視力表 ブックストア猫 詩人S、ビートニク 四コマ漫画/腕 猫・勾玉 ブラックキャット 黒い招き猫 歓声 ハーフ&ハーフ 内なる旅 寂しい心 背中 電波 時間が見える エスペラント語 四コマ漫画/宝石 跋
-
恋できみが死なない理由
¥1,430
最果 タヒ 著 「あなたの今の一瞬に向けてだけ、好きだと言えるのが、その刹那な奇跡的な断言が、私にとっての愛情です」(本文より)――最果タヒが贈る、最高に自由でリリカルな最新エッセイ集!
-
死んでしまう系のぼくらに
¥1,320
著者 最果 タヒ (著) 【現代詩花椿賞(第33回)】恋がぼくを殺しにきました。うつくしい風が、ほほを撫でる。(「ライブハウスの詩」より) 鋭利かつ叙情的な言葉で剝き出しの感情と誰もが抱える孤独を...
-
現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号
¥1,100
新シリーズ創刊! 最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。 榊原紘 伊藤紺 千種創一 柴田葵 堂園昌彦 谷川電話 吉田恭大 菊竹胡乃美 宇都宮敦 初谷むい 【収録作品】 榊原紘「Classic」 伊藤紺「雪の匂い」 千種創一「White Train」 柴田葵「おさしみ」 堂園昌彦「春は水さえとろけさせる」 谷川電話「夢を縫う、たき火を保つ」 吉田恭大「フェイルセーフ」 菊竹胡乃美「火のぬいぐるみ」 宇都宮敦「羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール)」 初谷むい「天国紀行」
-
詩と散策
¥1,760
ハン・ジョンウォン 著 橋本智保 訳 散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 『詩と散策』は、著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集だ。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。
-
現代短歌クラシックス12 「乱反射」
¥1,540
小島なお 何ひとつ知りすぎたことないままにわれは二十歳になってしまいぬ 現代短歌新人賞と駿河梅花文学賞をW受賞し、映画化もされた小島なおの第一歌集が新装復刊。 【収録歌より】 こころとは脳の内部にあるという倫理の先生の目の奥の空 もう二度とこんなに多くのダンボールを切ることはない最後の文化祭 講堂で賛美歌うたう友達のピアスの穴を後ろから見る 噴水に乱反射する光あり性愛をまだ知らないわたし なにもないこともないけどなにもない或る水彩画のような一日