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ここに素敵なものがある
¥2,200
リチャード・ブローティガン(著) 中上哲夫(翻訳) かなしくてさびしくて優しい人に。 詩のささやきが放つ色気にすっかりやられてしまった。不幸せな者、それでいてどうしようもなく優しい者だけが持つ、強烈な色気。ささやきでしか、本当のことは語れないのかもしれない。(向坂くじら・詩人) 『西瓜糖の日々』が文庫化されたのが2003年。大学1年生だった私はブローティガンに大いに影響を受け、物語るように歌詞を書くようになった。狂気を語る穏やかな声は、きっと今も遠くまで響くことだろう。(高城晶平・cero)
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夜と猫
¥3,080
詩・著/エリザベス・コーツワース 絵・著/藤田嗣治 訳・著/矢内みどり 夜が訪れ、猫はふわりと現れる。 73年前のこと、戦後日本からフランスへ戻る旅の途中、NYで過ごした藤田嗣治は、 児童文学者で詩人のエリザベス・コーツワースと、二人で夢のような絵本を作った。 幻の名作、日本初出版。 今から73年前、画家・藤田嗣治は第二次世界大戦後の1949年に日本を離れ、NY経由で翌年フランスへ戻る旅に出た。このNY滞在中に、藤田は詩人で小説家のエリザベス・コーツワースの猫にまつわる詩に絵を提供する。 大晦日とお正月のわずか2日間で描き下ろされた十数点の猫たちの吸い寄せられるように美しい素描群は、コーツワースの詩とともに一冊の絵本となった。 出版当初、本書には、「この叙情詩は、お日様のような暖かさの野イチゴの呼吸のように、読者の意識に落とし込まれる。田園生活を知り、愛して、そのリズムと美しさを確実に表現できるただ一人のひとだ。」(キャロル・M. リチー、ボストントラベラー)という賛辞が寄せられた。 いかに人々へ深い幸福感を与えたかが感じ取れる。藤田とコーツワースをつなぐ「猫」の神秘と謎、温かさ。猫を深く愛した二人の創造者が生んだ幻の名著が、70年の時を超えて現代に甦る。 すべての猫を愛する、詩を愛する、藤田嗣治の作品を愛する人々へ贈る。
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いまきみがきみであることを
¥2,420
詩 白井明大 画 カシワイ 今一番伝えたいことを伝えるための長い手紙 白井明大とカシワイが初めて贈る、誰かにそっと贈りたい愛のメッセージが1冊に どこにいても 探してしまう 心に焼きついている姿を いつも いま そばで ここで 見ていたいと ほんの数日 会えない空白に 風かなにか吹きぬけるたびに
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死んでしまう系のぼくらに
¥1,320
著者 最果 タヒ (著) 【現代詩花椿賞(第33回)】恋がぼくを殺しにきました。うつくしい風が、ほほを撫でる。(「ライブハウスの詩」より) 鋭利かつ叙情的な言葉で剝き出しの感情と誰もが抱える孤独を...
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ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集
¥1,320
斉藤 倫 著 / 高野 文子 画 わからなくたって、好きになっていいんだよ きみはいつものように、あけっぱなしの玄関から、どんどんぼくの部屋にあがりこみ、ランドセルをおろしながらこういった。「せんせいが、おまえは本を読めっていうんだ。ことばがなってないから」。ぼくは一冊の詩集をきみに手渡す。「ここんとこ、読んでみな」。詩は、おもしろい。そして、詩はことばを自由にし、ことばはわたしたちを自由にする。20篇の詩を通して、詩人斉藤倫と楽しみ、考える、詩のことそしてことばのこと
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ねことワルツを
¥2,420
SOLD OUT
フジコ・ヘミング 絵 / 石津 ちひろ 文 石津さんとフジコさんコンビの猫の絵本 ねこへの愛情を表現した石津ちひろさんのことばが15編。それにフジコ・ヘミングさんが心温まる絵で応えました。早口ことばあり、韻を踏んだ詩がありと、ねこについて存分に楽しんでいただけます。特にタイトルにもなった「ねことワルツを」は、幼き日のフジコさんがお父さんとワルツを踊る喜びと、その後の別れの哀しみを詠んだ詩で、胸に迫るものがあります。
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せなけいこ詩画集小さな世界
¥2,530
作/せな けいこ絵/せな けいこ せなけいこが長年小さなノートに書き溜めた17編の詩を収録。子どもの視点で世界を見つめる作者のまなざしを感じられる一冊。
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キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科
¥1,540
エドワード・ゴーリー 著 T・S・エリオット 著 小山 太一 訳 超ロングラン・ミュージカル「キャッツ」の原作をエドワード・ゴーリーの挿絵と新訳で贈る。あまのじゃく猫におちゃめ猫、猫の魔術師……さまざまな猫たちが繰り広げる、奇想天外な猫詩集!