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GOMA 黒ネコ、日々色々。
¥1,980
UIKO IKEDA 世界が注目するボールペン画家、UIKO IKEDA。 あたたかで風合いある絵と言葉。 黒ネコ・ゴマのカラフルな日々を描く初作品集。 —————————— ゴマは今日も元気です。 喜んだり、悲しんだり、飲んだり食べたり、恋したり、 お金だって稼がなきゃ。ネコもけっこう忙しい。 落ち込んだりもするけれど、本能に負けて浮かれたり……。 ネコだから? いえ、ヒトもかも。 日々のモヤモヤを解きほぐし、前向きに今日を生きる、 黒ネコ・ゴマがおくる日々のあれこれ。 —————————— インスタグラムを中心に作品を発表し、注目を集めるボールペン画家 UIKO IKEDA。 これまでインスタグラムを中心に作品の発表を開始してきましたが、活動拠点や年齢など私生活についてはすべて非公開。絵の投稿の他は一切の活動を行って来なかったにもかかわらず、純粋な作品の魅力により国内外で広く支持を得て、現在フォロワー数は 12万人を超える、今後も注目の作家です。 作品集の刊行にあたり、エッセイ、インタビューを掲載。ネコとの出会い、作品が生まれた背景ともいえる自身のこれまでについても振り返り、初めてその人物像にも触れます。 一目見て手にしてみたくなる親しみ。ふとした時にページをめくりたくなるような愛着。SNSの世界から飛び出して、スマートフォンでは伝えきれない、確かで温かな質感をおくります。 きっとみんな、ゴマのことが好きになるはずです。
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絵本とは何か 起源から表現の可能性まで
¥2,750
松本 猛 著 絵本は、絵とテキストの融合によって生みだされる芸術の一ジャンル。あらゆる世代の読む目を開かせ、刺激する、渾身の絵本論。
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星の王子さまからの贈り物 サン=テグジュペリの言葉
¥1,430
SOLD OUT
※帯は予告なく変更されることがあります。 訳/ドリアン助川文/ドリアン助川 名作『星の王子さま』から「愛の言葉」を選び、言葉に込められたメッセージを優しく伝えます。大切な人に贈りたくなるギフトブック。
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「星の王子さま」に学ぶ幸福論 本当の幸せをつかむための25のレッスン
¥1,540
ステファン・ガルニエ 著 田中 裕子 訳 おとなは誰でもはじめは子どもだった――。 《あなたの心の中に王子さまを取り戻そう。》 職場や学校、恋愛、人間関係の悩みの中で消えてしまった「子どもの頃の自分」をもう一度見つけて、本当の幸せを手に入れるためのヒントが「星の王子さま」にはあふれている! 星の王子さまのように…… ■子どもの頃のものの見方で世界を見るためには? ■自分のことを大切にするためには? ■「急ぎのしごと」と「重要なしごと」を区別するためには? ■他人から理解されないことを受け入れるには? ■人生の新しいページをめくるためには? ■愛することを学ぶためには? おとなになった今こそ読み直したい、サン゠テグジュペリの不朽の名作。 自分らしく生きるために大切な、目には見えない宝物が、そこにはきっと詰まっている。
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星の王子さまバンド・デシネ版
¥1,780
著者:ジョアン・スファール 翻訳:池澤夏樹 原作:アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ “星の王子さま”の世界で初めての公式コミック。 池澤夏樹の新たな翻訳で登場! “言葉がいきいき!絵がいきいき!” フランスで発売されるやすぐに大きな話題となり、30万部のベストセラーを記録したバンド・デシネ版「星の王子さま」。その後、ヨーロッパ各国で出版され続 々ベスト セラーとなっています。 ジョアン・スファールならではの、「星の王子さま」のもうひとつの物語。 池澤夏樹の翻訳も新たな語り口となりました。 元気で、気まぐれで、わんぱく。だけど、ちょっぴり悲しい星の王子さまをお楽しみください。
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あの子の秘密
¥1,540
村上雅郁/作 カシワイ/絵 第2回フレーベル館ものがたり新人賞大賞受賞作。 編みこみビーズの転校生・明來(あくる)が、友だちになろうと近づいた小夜子にはだれにもみえない秘密の友だち「黒猫」がいた。そして、?明來にもだれにも言えない秘密があって……。明來と小夜子、黒猫のはてしない心の旅がはじまる。
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りぼんちゃん
¥1,540
村上雅郁/作 早川世詩男/絵 りぼんちゃんはさ、オオカミといっしょに暮らしているんだよ 朱理のクラスに転校してきた大きなりぼんの女の子、理緒。 クラスでお子ちゃまあつかいされてきた朱理が理緒のお世話係になり、 朱理の世界はあざやかなものへ変わった。 けれど、ある出来事から理緒がかかえていた痛みを、暗闇を、 朱理は知ってしまう。 この世にあふれている〈オオカミ〉とたたかうには? 朱理が、理緒が出した答えは???? 村上雅郁、20代最後に贈る「祈り」の物語
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サード・プレイス
¥1,540
ささきあり/作 酒井以/絵 中高生が利用できる施設、サプリガーデン。そこは、「自由」に過ごすことができ、さまざまな「きっかけ」をつかむことができ、「やりたいこと」に挑戦できる場所。家でも学校でもない、きみたちだけの第三の居場所、「サード・プレイス」。 友だちに自分の趣味を言えない瑞希、自分だけ外れていると感じるダイ、変化にとまどうぴよっち、同級生の成績に追いつかない亮、4つの短編連作。 森本瑞希 Part 1サブ垢 わたしが好きなのはグロいマンガ。話が合うのはクラスの友だちよりSNSの仲間たち。学校のほうがサブ垢なのかな。 斎藤大輝 Part 2 規格外品 なにをやってもうまくいかない。みんなと同じようにそろわないのは、オレが規格外品だからか? 佐久間陽菜 Part 3 チェンジ!? 中学校入学で新しい生活にワクワクする? あたしは慣れないことばかりでついていけないよ。 寺西亮 Part 4 成長痛 勉強だけが取り柄だったのに、難関私立中学校に入ったぼくは学年ビリの成績に…なんでだよ!?
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トッケビ梅雨時商店街
¥1,815
SOLD OUT
ユ・ヨングァン 作 / 岩井 理子 訳 韓国の大注目ファンタジーが日本にやってきた!ーーわたしの人生、ぼくの人生、なんでこうなの! そう思っているあなた、チャンスです。その不幸なエピソードを、手紙に書いて送ってください。ある日ポストに、記号のようなおかしな文字が書かれた封筒が届いたら……それはトッケビからの招待状。あなたの希望通りの人生が手に入る、「梅雨時商店街」へお招きします。え? ひとりでいくのはちょっとこわい? それでは、案内猫のイッシャをおともにつけましょう。さぁ、最高のサービスをお約束しますよ!
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金曜日のあたしたち
¥1,430
濱野 京子 著 高校受験に失敗し「置かれた場所で咲きなさい」という言葉が大嫌いになり、くさりまくっていた陽葵は、ある日駅前でプラカードを持って立つ高校生たちと出会う。 「ストップ!温暖化」「気候時計、知ってますか? タイムリミットまであと6年!」……気候? 時計? 環境問題に熱心な高校生なんて、ちょっと変わり者なのかな、くらいに思っていたのに、その中にいたひとりの男子の笑顔がめちゃくちゃさわやかだったからというわけではないけれど、なんとなく近づいてみる。すると、それは「あたしを拒否った」高校の生徒たちで―ー。
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人が集まる、文化が集まる! まちの個性派映画館
¥2,200
多様な形で発信を続ける、全国各地の魅力的な映画館88 全国各地で映画館が守り続けられていると同時に、新たな映画館も生まれています。昭和レトロ・モダン建築・廃校のリノベなど……本書では、ファン獲得のために地域コミュニティに密着し、様々な工夫を凝らす映画館をイラストと写真で解説。グッズや紙もの、海外のアートシネマなども特集します。 【掲載館】 御成座 / シネマ・デ・アエル / 本宮映画劇場 / シネマテークたかさき / 高崎電気館(高崎市地域活性化センター)/ 深谷シネマ / 国立映画アーカイブ / シネマチュプキタバタ / 下高井戸シネマ / Stranger / 早稲田松竹 / シネコヤ / シネマ・ジャック& ベティ / 高田世界館 / 新潟・市民映画館 シネ・ウインド / 上田映劇 / シネマスコーレ / 静岡シネ・ギャラリー / 伊勢進富座 / シネ・グルージャ / 元町映画館 / 豊岡劇場 / シネ・ヌーヴォ / ジグシアター / シネマ尾道 / 漁港口の映画館 シネマポスト / 萩ツインシネマ / あたご劇場 / キネマミュージアム / 小倉昭和館 / 玉津東天紅 / 本渡第一映劇 / 桜坂劇場 ほか
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そのままのあなたが、絶対かわいい。 できない自分も好きになる30の「ほめ言葉」
¥1,595
著者 根本 裕幸著 《心理カウンセラー》 「自分をほめるのが苦手、なぜかいつも厳しくしてしまう……そんなあなたのことをほめようと、かわいい動物たちが集まってきました」 本書は、仕事、子育て、恋愛、人間関係、、、毎日がんばっているあなたのことを、あなたの代わりに、かわいい動物たちがほめてくれる一冊です。 3か月先まで予約が取れない、大人気カウンセラーの著者が実際のカウンセリングで届けている言葉や、そのエピソードを30個まとめました。 きっと、あなたの悩みにも効く「ほめ言葉」があります。 眠れない夜がある、なんだか今日は疲れた、そんな日は本書で癒されてみませんか? <本書の内容> ●自分を追い込みすぎてしまうあなたへ 今のあんたにできることで100点満点なんや。 猫 ●寂しさを我慢するのが当たり前になってしまったあなたへ 本当はすごく寂しいって気づいてる? 私に話してみな? うさぎ ●ありきたりな言葉に飽きたあなたへ 「そのままのあなたでいい」って言われすぎてウンザリするよな。 ライオン ●相手に合わせてばかりいるあなたへ 自分を後回しにしすぎてない? ちょっとわがままになってみなよ。 オオカミ ●他人に弱さを見せるのが苦手なあなたへ 弱点とか欠点とかが見えると人間らしくていいなって思うんですよね。 犬……etc
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透明なルール
¥1,650
著者 佐藤 いつ子 10代のリアルな生きづらさに寄りそう、勇気がもらえる青春小説 ★2025年中学入試国語で続々出題★ ▽これまでに採用された主な学校 栄東中学校/吉祥女子中学校/昭和女子大学附属昭和中学校/立教女学院中学校/城北中学校/早稲田実業学校中等部/神奈川学園中学校/東京都立三鷹中等教育学校 ーーー 平凡な中学生・優希は、クラス替えでたまたま「1軍」のグループに入れたものの、本当の自分を隠して生きている。 成績が悪いフリをするし、オタクなところは絶対にバレたくない。クラスメイトの投稿に「いいね」をつけるかどうかも悩む。 そして家でも、生理用品を買ってと親に言えない・・・・・・。 「周りからどう思われるか」を気にするあまり、生きづらさを感じる優希が、不登校ぎみの転校生やマイペースなクラス委員との心の交流を通じて、 自分を縛る<透明なルール>に気づき、立ち向かっていく。 教室の雰囲気やSNSの同調圧力に息苦しさを感じる全ての人に、勇気をもたらす爽やかな物語。
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ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う
¥1,760
若松 英輔 〈 迷い、悩み、疲れているあなたへ 〉 NHK「100分de名著」の人気指南役が贈る、目まぐるしい日々を生きるあなたに寄り添う言葉。 --------- 〈 自分を支える言葉は、実は自分自身の中にすでにある 〉 生きていくうえで、何が大切なのか。どこを目指して進めば良いのか。 迷いのなかから再び立ち上がり、前を向いて歩き始めるために、「自分だけの一語」を探す心の旅の導きとなる一冊。 --------- 年齢を重ねると自然に生活の幕は開く。勉強の期間を終え、仕事に従事するようになれば、生活との格闘はいやでも始まる。 だが、人生の扉が開く時期は人それぞれだ。早ければ早いほどよい、というのではない。ただ、どこかでその扉にはふれなくてはならない。 人は、自分の人生を生きない毎日を送り続けることはできないからである。 生活は水平的な方向のなかで広がりを求めて営まれるのに対して、人生は一点を掘り下げるようにして深まっていく。 生活のなかで人は、多くの言葉を知る。そうすることで会話も読書も執筆もできるようになる。 だが人生の一語は、そうした場所では出会わない。それはいつも切実な経験とともにある。 その言葉とは、広がりのなかではなく、深みにおいて遭遇する。 〈「人生の一語」より〉 --------- 【目次】 ■人生の一語 ■自分を愛する ■人生の羅針盤 ■かなしみの国 ■願いと祈り ■ひとりの時間 ■メモと「書く」 ■沈黙を感じる ■言葉と食べ物 ■生きがいとは何か ■見えない涙 ■似て非なるもの ■眼のちから ■五つの眼 ■黄金の言葉 ■心の水 ■時を取り戻す ■拙いものと切なるもの ■最期の言葉 ■人生の土壌 ■尊い姿 ■よろこびの花 ■いのちのコトバ ■いのちの使い方(一) ■いのちの使い方(二) ■見えない手 ■言葉のひびき──あとがきに代えて ■探していた言葉に出会うためのブックリスト
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自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと
¥1,760
【著】若松 英輔 【画】西 淑 〈日経新聞で話題の連載「言葉のちから」待望の書籍化〉 古今東西の名著の中には、生きるための知恵、働くうえでのヒントが詰まっている。 NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家による、自分の本当のおもいを見つけるための言葉。 ********** 【目次】 この本の用い方……はじめに 1.言葉の重みを感じとる……神谷美恵子『生きがいについて』 2.事実と真実を感じわける……遠藤周作『イエスの生涯』『深い河』 3.沈黙の世界、沈黙のちから……武者小路実篤「沈黙の世界」 4.世界と向き合うための三つのおきて……柳宗悦「茶道を想う」とノヴァーリス「花粉」 5.叡知を宿した人々……ユングとメーテルリンク 6.語られざるおもい……司馬遼太郎と太宰治 7.美とは己に出会う扉である……岡本太郎のピカソ論 8.書くとは時に止まれと呼びかけることである……夏目漱石と鷲巣繁男 9.心だけでなく、情[こころ]を生きる……ピカート『沈黙の世界』 10.人生のモチーフ……小林秀雄『近代絵画』 11.書くとはおもいを手放すことである……高村光太郎と内村鑑三 12.人生はその人の前にだけ開かれた一すじの道である……アラン『幸福論』 13.経験とは自己に出会い直すことである……ヴェーユ『重力と恩寵』 14.ほんとうの私であるための根本原理……志村ふくみ『一色一生』 15.思考の力から思索のちからへ……ショーペンハウアーの読書論 16.観るとは観えつつあることである……今西錦司の自然観 17.本質を問う生き方……辰巳芳子さんとの対話と『二宮翁夜話』 18.ことばは発せられた場所に届く……河合隼雄と貝塚茂樹 19.賢者のあやまり……湯川秀樹『天才の世界』 20.三つの「しるし」を感じとる……吉田兼好『徒然草』 21.力の世界から、ちからの世界へ……吉本隆明『詩とはなにか』 22.書くことによって人は己れに出会う……ヴァレリーの『文学論』 23.念いを深める……ティク・ナット・ハン『沈黙』 24.運命に出会うために考えを「白く」する……高田博厚とロマン・ロラン 25.着手するという最大の困難……カール・ヒルティ『幸福論』 26.語り得ないこと……リルケ『若き詩人への手紙』 27.沈黙の意味……師・井上洋治と良寛
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探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった
¥1,760
【著】若松 英輔 【画】西 淑 【日本経済新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化】 〈お金では買えない「人生の富」はどこにある?〉 NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家が、「手放す」「信じる」「応答する」「聞く」「読む」「書く」などの小さな言葉から、深く生きるためのヒントを照らすエッセイ集。 ********** 解答を多く持つ人は、世のなかで華々しく活躍するかもしれない。 しかし私は、存在の深部で人生の問いに応答し続ける人たちにも出会ってきた。 そうした人たちと言葉を交わすたび、財産とはまったく異なる人生の富と呼びたくなるようなものを受け取る。(本文より) ********** 【目次】 この本の用い方―はじめに 1.失われた物語性を求めて……新美南吉 2.老いて増す能力……永瀬清子「第三の眼」 3.花について……岡倉天心『茶の本』 4.読書家・購書家・蔵書家……井筒俊彦とボルヘス 5.伝統と因習について……池田晶子の教え 6.話す・書く・聞く……金子大栄「対応の世界」 7.信念について……小林秀雄・論語・坂村真民 8.かなしみとは……鈴木大拙『無心ということ』 9.良知とは何か……王陽明の教え 10.偶然と運命について……九鬼周造の思索 11.人生の問い……C・S・ルイス『悲しみをみつめて』 12.言葉を練磨する……マラルメ「詩の危機」 13.本との出会い……石垣りんの詩と随筆 14.たった一つの言葉……サン=テグジュペリと須賀敦子 15.研究・調査・読書……井筒俊彦の創造的「誤読」 16.意志について……フィヒテ『人間の使命』 17.画家の原点……中川一政『画にもかけない』 18.写生について……正岡子規から島木赤彦へ 19.創造的に聞く……ミヒャエル・エンデ『モモ』 20.抽象と具象について……道元『正法眼蔵』 21.読むことの深み……ドストエフスキーをめぐって 22.想像力について……三木清『構想力の論理』 23.好奇心について……アーレントとモーム 24.手放すとは……『ゲド戦記』と美智子さまの詩 25.深秘とは……リルケと原民喜
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眠れない夜のために
¥1,760
千早 茜 著 西 淑 絵 直木賞作家・千早茜が紡ぐ、10の夜の物語。 人気イラストレーター・西淑による美しい挿絵とともに味わう、「眠れない夜」をテーマにした短編集。 「眠らなくてはと、まぶたを閉じる。けれど、目の奥にすこんとした空洞がある」。家族が寝静まった深夜、ひとり台所に佇む時間──第一夜「空洞」 「夜にあるのは、見えない恐ろしさではなく、見ようとしてしまう恐ろしさ」。美しい刺繡を生業とする「わたし」の暮らす土地に、ある日旅人が訪れて──第八夜「繡(うつく)しい夜」 「夜の底の黄金よ、君の寝顔は本当に変わらないから、こんな静かな晩は永遠に続く夜に閉じ込められてしまったような心持ちになるのだ」。眠り続ける「君」の呼吸に、傍らで耳をすます──第九夜「寝息」 ……ほか、夜の世界へと誘う10篇を所収。
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死ぬまで生きる日記
¥2,090
土門蘭 生きづらさを抱えるすべての人に。 「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情はちゃんと味わえる。それなのに、「死にたい」と思うのはなぜだろう? カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた記録。 大反響を呼んだWEB連載が書籍化! 生きづらさを抱えるすべての人におくるエッセイ。 「人は直線的ではなく、螺旋的に変化していくものです。ぐるぐると同じところを通っているようでも、少しだけ深度や高さが以前とは異なっている。だから、前とは全然変わってないなどと、落ち込むことはないんですよ」(本文より) 目次 はじめに 第1章 私は火星からやってきたスパイなのかもしれない 第2章 「『死にたい』と感じてもいいのだと、自分を許してあげてください」 第3章 「自分で自分の『お母さん』になれたらいいですね」 第4章 「肯定も否定もせずに、ただ感情に寄り添ってみてください」 第5章 「『解決しよう』と思わなければ、問題は問題ではなくなるんです」 第6章 「私はずっと、日本人になりたかったんです」 第7章 「『過去』は変えられなくても、捉え直すことはできます」 第8章 「あなたは、必死に生きようとしています」 第9章 地球以外の場所で、ひとりぼっちでものを書く人たち 第10章 居心地の良いように「火星」を作り替えていけばいい 第11章 「生きている限り、人と人は必ず何かしらの形で別れます」 第12章 「書いて、読むことで、私たちは何度でも出会えます」 最終章 「お守り」を感じながら生きていく おわりに
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13歳からのきみへ スヌーピーの自分らしく生きることば
¥1,760
チャールズ・M・シュルツ (原著)谷川俊太郎 (訳)永井玲衣 (文) ひとりでがっかりしないで、一緒に考えよう。自分らしく生きるスヌーピーたちの君に寄り添う70のことば 友達、将来、学校、恋愛、そして自分のこと……。簡単には割りきれず、複雑で、悩みと笑いに満ちた10代を生きる君へ。そして、かつて10代だった、おとなたちへ。 ややこしくて、ずっこけていて、それでも自分らしく生きる「ピーナッツ」の仲間たち。彼らの70のことばを、クスッと笑ってしまう原作コミックと谷川俊太郎による訳、そしていま注目の哲学研究者・永井玲衣の研ぎ澄まされた解説に乗せて贈ります。
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ハリネズミの願い
¥1,760
トーン・テレヘン/著 、長山さき/訳 親愛なるどうぶつたちへ。きみたちみんなをぼくの家に招待します。……でも、誰も来なくてもだいじょうぶです。 ある日、自分のハリが大嫌いで、つきあいの苦手なハリネズミが、誰かを招待しようと思いたつ。さっそく招待状を書き始めるが、手紙を送る勇気が出ない。もしクマがきたら? カエルがきたら? フクロウがきたら? ――臆病で気難しいハリネズミに友だちはできるのか? オランダで最も敬愛される作家による大人のための物語。
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きげんのいいリス
¥1,430
トーン・テレヘン/著 、長山さき/訳 あなたに似たどうぶつがきっといます。 『ハリネズミの願い』の作家による幻の名作完全版! ブナの樹の上に暮らす忘れっぽくて気のいいリス。知っていることが多すぎて、頭の重みに耐えかねているアリ。始終リスを訪ねてきてはあちこち壊す夢みがちなゾウ。思いとどまってばかりのイカ。チューチュー鳴くことにしたライオン。……不器用で大まじめ、悩めるどうぶつたちが語りだす、テレヘン・ワールドへようこそ!
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いちばんの願い
¥1,760
SOLD OUT
トーン・テレヘン/著 、長山さき/訳 願いが実現しないかぎり、願いは存在しつづける。テレヘンさんの《どうぶつ物語》最新刊! ホタルは太陽のように輝きたい。クマは二度とケーキを食べたくない。アリはリスと真剣に話したい。カメはカタツムリにやさしくされたい。フクロウは願いなんかもちたくない――。63のどうぶつそれぞれに、まったくばらばらの奇妙で切実な願いがあり、その奇妙さがわたしたちの心を映しだす。大人気のシリーズ最新刊。
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コーヒーにミルクを入れるような愛
¥1,705
著:くどう れいん ふたり暮らし。書くこと。前を見て進むこと。 日々の手ざわりがあざやかな言葉に変わる。 ロングセラー『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』に続く、注目作家の最新エッセイ集。 【目次】 飛んじゃったサンキャッチャー なまけ神様 大荷物のこころ ほそい稲妻 すばらしい枝 歯とベンツ 泣きながらマラカス クリーニング・キッス 鬼の初恋 蝙蝠・胡麻団子・氷嚢 夜のマンション 夕陽を見せる いやな手 見ていないし、透かしていない コーヒーと結婚 倒産と失恋 長野さんは陸を泳ぐ へそを出して来た ヤドリギ かわいそうに ミルク 作家みたい 深く蔵す
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絵本の記憶、子どもの気持ち
¥1,100
SOLD OUT
山口 雅子 著 「子ども時代の思い出の絵本についてレポートすること」。課題を告げられた学生たちは、「えーっ、絵本なんて覚えてない! 」と一斉に悲鳴を上げました。ところが――。〝その〟絵本にめぐりあったとたん、眠っていた記憶は泉のようにあふれ出したのです。母親の声やそのときの情景まで一緒に。大人はなかなか知ることのできない子どもの心の内を、甦った絵本の記憶からたどる貴重な記録。あなたにも、きっと、そんな絵本が。 読んであげるなら ― 自分で読むなら 子どもにかかわるすべての人に