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100年読み継がれる名作 小川未明童話集

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小川未明 (著)柊有花 (絵)小埜裕二 (監修

小川未明/
新潟県上越市生まれ。小説家・童話作家。1882年旧高田藩士の家に生まれ、東京専門学校(早稲田大学)文学部在学中に坪内逍遥に師事。卒業後は小説を執筆するかたわら童話を意欲的に発表し、「赤いろうそくと人魚」(1921)、「野ばら」、「ねむい町」など多くの童話を発表。「日本のアンデルセン」「日本近代童話の父」として現在も読み継がれる。1961年に死去するまでにおよそ1200編にのぼる童話を残した。

柊 有花/
イラストレーター。「見えないものを形にし、誰かに何かを届ける」をモットーに、イラストや文章、選書など、分野の枠を超えて活動。国内外での展示のほか、『星ダイアリー』(著・石井ゆかり/幻冬社コミックス)、『優しい音楽』(著・瀬尾まい子/双葉社)の装画をはじめ、イベントビジュアル、挿し絵、テキスタイル、壁掛けなど、ひとの生活に寄り添うこと・ものづくり全般に取り組む。

小埜裕二/
文学者。金沢大学文学部、筑波大学文芸・言語研究科博士課程において日本近代文学を専攻。上越教育大学副学長及び教授を経て、現在は上越教育大学大学院学校研究科教授。小川未明、宮沢賢治、三島由紀夫など大正・昭和期の小説や童話を研究し、現在は小川未明文学館専門指導員、小川未明研究会主宰。著書に『小川未明に親しむ』『童話論宮沢賢治―純化と浄化』(ともに蒼丘書林)ほか編著も多数。

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